星医療酸器 2025年3月期第1四半期連結決算
医療用ガス関連事業の売上高9億4200万円(4.0%増)、セグメント利益8800万円(24.0%減)
星医療酸器の2025年3月期第1四半期連結決算は、売上高35億9400万円(前年同期比7.7%増)、営業利益3億0500万円(同22.7%減)、経常利益3億1900万円(同21.7%減)、親会社株主に帰属する純利益2億1200万円(同23.0%減)だった。通期業績予想と年間配当金予想に変更はない。
セグメント別概況
医療用ガス関連事業
新規取引先拡販が順調に推移し、医療用酸素・医療用二酸化炭素の出荷量は堅調に推移した。エネルギーコスト上昇等に伴う材料・仕入価格上昇に、市況を見ながらコスト上昇分を鑑みた適正価格への変更に注力した。また円滑な組織体制づくりや物流・運送業界における2024年問題に対応すべく人的資源の拡充にも努めた。
売上高は9億4200万円(前期比4.0%増)、セグメント利益は8800万円(前期比24.0%減)。
在宅医療関連事業
アフターコロナの影響も受けることなく「HOT(在宅酸素療法)」、「CPAP(持続陽圧呼吸療法)」共に好調に推移した。利益面では世界的な原材料価格の上昇やエネルギー、輸送費の高騰が続いているが、自助努力による合理化に努めた。
売上高は16億3800万円(前期比6.9%増)、セグメント利益は1億3200万円(前期比27.6%減)。
医療用ガス設備工事関連事業
保守点検及びそれに伴う修繕業務は安定した売上を確保した。設備工事は当期に大型物件が複数完工したことにより売上を確保した。
売上高は3億7300万円(前期比43.9%増)、セグメント利益は5200万円(前期比14.5%増)。
介護福祉関連事業
介護福祉関連機器のレンタル及び販売部門において、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所及び病院・施設への継続的な営業活動を図ることによりレンタル売上及び販売は順調に推移した。また訪問看護事業所は、都内3拠点を事業基盤として地域へのPR活動強化による認知度アップとスタッフの増員など運営体制の充実を図り順調に推移した。
売上高は2億9500万円(前期比1.7%増)、セグメント損失は0百万円(前期セグメント利益は1000万円)。
施設介護関連事業
売上高は8700万円(前期比0.9%増)、セグメント損失は0百万円(前期セグメント利益は3百万円)。