東邦アセチレン 2025年3月期第2四半期連結決算
売上高163億1300万円(0.7%増)、中間純利益6億2100万円(34.5%増)で増収増益
東邦アセチレンの2025年3月期第2四半期連結決算は、売上高163億1300万円(前年同期比0.7%増)、営業利益9億3100万円(同27.2%増)、経常利益10億7700万円(同27.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益6億2100万円(同34.5%増)となった。通期業績予想と年間配当金予想に変更はない。
セグメント別業績
ガス関連事業
売上高は93億4700万円と前中間連結会計期間に比べ2億1500万円(2.4%)増加、営業利益は8億9000万円と前中間連結会計期間に比べ9900万円(12.5%)増加した。窒素は発電所向け、アルゴン及び石油類は工業用向けに出荷数量は減少したが、酸素は工業用向けに出荷が好調であったこと及び液化石油ガスは輸入価格の変動に伴い販売価格が上昇したことから、売上高及び営業利益は増加した。
エスプーマ関連事業
売上高は8億9200万円と前中間連結会計期間に比べ2200万円(2.5%)減少したが、営業利益は2億7600万円と前中間連結会計期間に比べ3900万円(16.8%)増加した。食品関連器材の需要が減少したことにより売上高は減少。営業利益は、食品用ガス容器の購入等が当期は無かったことにより増加した。
器具器材関連事業
売上高は49億5700万円と前中間連結会計期間に比べ2億5000万円(4.8%)減少、営業利益は1億8700万円と前中間連結会計期間に比べ4100万円(18.0%)減少した。溶接材料は自動車関連向け、溶接切断器具は大型工作機械の需要が減少したことにより売上高及び営業利益は減少した。
自動車機器関連事業
売上高は4億4100万円と前中間連結会計期間に比べ1億2600万円(40.3%)増加、営業損益は前中間連結会計期間に比べ1100万円増加し、100万円の営業利益(前中間連結会計期間は900万円の営業損失)。自動車部品メーカーの国内外の設備投資需要が増加したことにより売上高及び営業利益は増加した。
製氷機関連事業
売上高は5億2200万円と前中間連結会計期間に比べ300万円(0.8%)増加、営業利益は8800万円と前中間連結会計期間に比べ7400万円(551.3%)増加した。製氷・冷凍機械のメンテナンス工事が増加したことにより売上高は増加。営業利益は、製造コストの低減を図ったことにより増加した。
その他
売上高は1億5200万円と前中間連結会計期間に比べ3800万円(33.9%)増加、営業利益は3100万円と前中間連結会計期間に比べ1000万円(48.6%)増加した。医療用ガス配管工事が増加したことにより、売上高及び営業利益は増加。