星医療酸器 2025年3月期第2四半期連結決算

医療用ガス関連事業の売上高19億3200万円(3.7%増)、セグメント利益2億9000万円(9.9%増)

 星医療酸器の2025年3月期第2四半期連結決算は、売上高72億8500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益8億8000万円(同0.2%増)、経常利益9億2400万円(同1.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益6億2200万円(同0.4%増)だった。通期業績予想と年間配当金予想に変更はない。

セグメント別概況

医療用ガス関連事業

 医療用酸素・医療用二酸化炭素の出荷量は堅調に推移。世界情勢を反映したエネルギーコストの上昇に伴う材料・仕入価格ならびに運送経費の上昇について、市況を見ながらコスト上昇分を鑑みた適正価格への変更に注力し交渉を進めた。また円滑な組織体制づくりや物流・運送業界における2024年問題に対応すべく人的資源の拡充にも努めた。
 売上高は19億3200万円(前期比3.7%増)、セグメント利益は2億9000万円(前期比9.9%増)。

在宅医療関連事業

 国の施策である在宅医療への推進を受け、患者と医療機関のニーズに応えた。きめの細かい営業活動の継続により「HOT(在宅酸素療法)」、「CPAP(持続陽圧呼吸療法)」共に好調に推移した。
 売上高は33億0100万円(前期比6.5%増)、セグメント利益は4億円(前期比5.4%増)。

医療用ガス設備工事関連事業

 医療ガス設備工事は上期に大型物件の完工もあり好調に推移。配管設備の保守点検業務も安定した売上を確保した。
 売上高は8億0600万円(前期比22.5%増)、セグメント利益は1億0700万円(前期比11.6%減)。

介護福祉関連事業

 介護福祉関連機器のレンタル及び販売部門において、地域包括支援センターや居宅介護支援事業者への継続的な営業活動を図ることによりレンタル売上ならびに販売においても順調に推移した。また、訪問看護事業所は、都内3拠点を事業基盤として地域へのPR活動強化による認知度アップとスタッフの増員など運営体制の充実を図り、順調に推移。
 売上高は5億8000万円(前期比4.2%減)、セグメント利益は1900万円(前期比6.3%減)。

施設介護関連事業

 売上高は1億7400万円(前期比0.1%増)、セグメント利益は0百万円(前期比94.1%減)。