住友精化 2026年3月期第2四半期連結決算
原燃料価格の低下や、円安影響、事業構造改善費用等を見込み通期業績予想を修正
住友精化の2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高727億0500万円(前年同期比1.7%減)、営業利益58億8100万円(同19.9%増)、経常利益55億7800万円(同18.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益32億7500万円(同1.6%減)だった。
通期業績予想を修正し、営業利益113億円(前回予想は90億円、前年同期比5.5%増)、経常利益110億円(同92億円、同1.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益44億円(同67億円、同26.2%減)とした。売上高は前回予想の145億円(前年同期比1.7%減)から変更は無いが、営業利益および経常利益は、原燃料価格が海外において低下していることや、為替市場において日本円が特に人民元に対して下落していることなどの影響を受けて、増加する見込み。親会社株主に帰属する当期純利益は、事業構造改善費用を見込んでいることに加え、2025年3 月期に発生した取引先に対する製品代金の過剰請求に関する直近の協議の状況を勘案し、過剰請求関連費用の増加を見込んでおり、前回予想を下回る見込みとした。年間配当金予想に変更はない。
エレクトロニクスガスを含む機能マテリアルセグメントの業績は、売上高157億3800万円(前年同期比5.3%減)、営業利益は9億7600万円(同32.3%減)。

