台湾のLED製造大手Epistar Corporationに大陽日酸製MOCVD装置を納入

 大陽日酸は、LEDの世界トップメーカである台湾のEpistar Corporationに、量産型MOCVD装置を納入した。

 Epistar Corporationに今回納入したMOCVD装置『UR25K』は、大陽日酸独自の技術に基づき、より生産性を高めた窒化ガリウム量産装置で、6インチのサファイア基板を7枚同時に処理することができる。6インチのサファイア基板によるLED製造は、今後の市場拡大が期待されており、LEDの世界トップメーカである同社に装置を納入し、共同でさらなる性能アップを図る。

 大陽日酸製MOCVD装置は、米国でトップクラスの研究機関であるSandia National Laboratories向けにも納入が決定しており、台湾、米国における先端分野への納入により、今後も市場での優位性を向上させ、既に上市している『UR26K』を含めハイエンドマーケットでの需要を確実に取り込み、MOCVD装置のグローバル展開を加速させる。