エア・ウォーター・ゾル、茨城県で新工場を稼働

エア・ウォーターグループのエア・ウォーター・ゾル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 尾上 英俊)が、茨城県小美玉市の同社茨城工場内に建設を進めていたエアゾール製品および液体充填品を生産する新工場が落成し、12月17日(月)から稼働を開始する。

エア・ウォーター・ゾルは、高度なガステクノロジーを活用して、化粧品、医薬品、医薬部外品などの人体用品、家庭用品から、塗料、工業・自動車用品にいたるまで、暮らしや産業に欠かせない存在となっているエアゾール製品の製造・販売を行っている。
特に、相手先ブランドの商品を製造するOEM供給では、幅広い製品を大ロットから中ロットまでフレキシブルに対応できる生産体制を強みとしており、多種多彩な業種の顧客からその開発力と生産力を評価されている。現在、同社は、年間の生産数量で国内エアゾール業界第3位。

人体用品および家庭用品をはじめとしたエアゾール製品の生産能力の増強を図るとともに、国内外における化粧品需要の拡大を背景に成長が続いている化粧品(液体充填品)の受託市場への本格的な参入を目的に、今回、茨城県小美玉市の同社茨城工場の敷地内に第二工場と倉庫を新設した。新工場の稼働に合わせ、これまで以上に高付加価値な製品を提供できる生産・開発体制の構築に取り組む。

【新工場の概要】

名 称 : エア・ウォーター・ゾル茨城第二工場
所 在 地 : 茨城県小美玉市三箇817番地1(同社茨城工場内)
延床面積 : 12,700㎡(製造棟 8,100㎡、倉庫棟 4,600㎡)
階 数 : 地上2階建
生産品目 : エアゾール製品および化粧品を中心とした液体充填品
生産能力 : 3ライン 年間約1,500万本 〔全9ライン(年間約5,000万本)まで増設予定〕
投資額 : 30億円
稼働開始 : 2018年12月17日(月)

【エア・ウォーター・ゾル株式会社の概要】

設 立 : 1955年7月
本 社 : 東京都千代田区神田東松下町47-1
資 本 金 : 4億円
代 表 者 : 代表取締役社長 尾上 英俊(おのえ ひでとし)
工 場 : 茨城工場(茨城県小美玉市)、群馬工場(群馬県伊勢崎市)、岐阜工場(岐阜県関市)、山陽工場(兵庫県加東市)
売 上 高 :192億円(2017年度実績)
従業員数 :682名(2018年3月31日現在)
株 主 : エア・ウォーター 100%