ゴールドパック、紙容器入りのナチュラルミネラルウォーター「Azumino Mineral Water」を販売開始

プラスチック使用量を22%削減

 エア・ウォーターグループで、飲料の受託生産を手掛けるゴールドパック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:林 邦広)は、2021年3月1日より、紙容器入りのナチュラルミネラルウォーター「Azumino Mineral Water」(1リットル)を販売開始する。

ナチュラルミネラルウォーター「Azumino Mineral Water」
紙容器入りのナチュラルミネラルウォーター「Azumino Mineral Water」

開発経緯

 環境配慮に対する意識の高まりを受け、飲料業界においてプラスチック使用量やゴミの容積削減につながる紙容器が注目されている。ゴールドパックでは、長年にわたりOEM商品として紙容器入りナチュラルミネラルウォーターを生産しており、水本来のおいしさを損なわない製造技術を有する。

 今回、あずみ野工場にテトラパック社の新型容器「テトラ・ジェミーナ® アセプティック容器」(以下、TGA)の充填ラインを導入。TGAは主に再生可能な資源を使用した、FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)認定の包材を利用した紙容器で、プラスチック使用量の削減はもとより、冷蔵庫での収納しやすさ、キャップの開けやすさ、コップへの注ぎやすさといった高い利便性を備えている。こうしたTGAの特徴を活かし、安曇野の天然水を組み合わせることで、家庭でも利用しやすい商品となると判断、自社商品として開発し販売した。

特長

(1)プラスチック使用量を従来比22%削減など環境に配慮

 従来品のキャップ付き2リットルペットボトルと比較して、本商品2本(2リットル換算)分で約22%のプラスチック使用量を削減した。また、紙パックは使用後、簡単にたためるので、ゴミの容積を減らすことができる。パッケージデザインは持続可能社会を目指し、インク使用量削減を意識したシンプルデザイン。水源のある安曇野の山里風景と都市生活の飲用風景のつながりを一筆書きの線で表現したダブルデザイン構成で、2つの容器を並べると線でつながる。

(2)女性や高齢者にやさしい取り扱いやすさ

 1本あたりの重さが約1kgと軽くコンパクトなため、冷蔵庫のドアポケットに収納しやすく、手の小さな人でも持ちやすい。また、キャップ注ぎ口が直径24㍉(通常のペットボトルは20㍉)と大きいため開けやすく、斜めの天面にキャップが装着されているため、浅い角度でも注ぐことができる。

(3)北アルプス常念岳の麓に広がる安曇野の水源より採水

 自然環境に恵まれた長野県安曇野市に位置するゴールドパックのあずみ野工場で、採水から充填まで一括製造。この一帯では豊富な水量の水質のよい地下水を利用した、わさび栽培が盛んに行われており、「安曇野わさび田湧水群」は名水百選(昭和60年環境庁選定100カ所)の一つに選定されている。硬度19mg/L前後の軟水で、癖がなくまろやかで飲みやすく、飲料水としてのほか、お茶・コーヒー・水割り・調理用の水としても利用できる。

商品の概要

  1. 名称: ナチュラルミネラルウォーター(商品名: Azumino Mineral Water)
  2. 内容量: 1リットル
  3. 賞味期限: 12カ月
  4. 採水地: 長野県安曇野市堀金烏川
  5. 発売日: 2021年3月1日
  6. 価格: 希望小売価格180円(税抜き)
  7. 販売先: 九州屋plus+、Amazon、カウネットなどのECサイト
  8. 販売目標: 年間10,000ケース(60,000本)