「大陽日酸キッズ理科教室」開催

液体窒素を用いた実験を通して科学の楽しさを体験

 大陽日酸は、グループの液体窒素を用いた子ども向けの理科実験教室「大陽日酸キッズ理科教室」を10月15日(土)、品川区立後地小学校の小学6年生44名を対象に開催した。

大陽日酸 キッズ理科教室
大陽日酸グループの液体窒素を用いて実験

 「大陽日酸キッズ理科教室」は、地域貢献活動の一環として、液体窒素を用いた実験を通して子どもたちに科学の楽しさを体験してもらい、好奇心や想像力を高める一助となることを目的として開催されている。

 大陽日酸本社の近隣にある品川区立後地小学校の協力を得て、2007年から毎年行われている。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け昨年度から延期になっていたが、感染対策を講じた上で同校の学校公開日に開催したもの。

 大陽日酸の社員が講師となり、産業ガスの特性や実験の説明をした後、液体窒素を用いて空の雲ができるのと同様の白煙を発生させる実験、風船に入った空気を冷やし体積の変化を体感する実験、超電導コースターを使った磁力で浮いた磁石を滑らせる実験、バラの花やゴムボールを凍結し状態の変化を体感する実験などを行った。

バラを凍結してパリパリにする凍結実験
バラを凍結してパリパリにする凍結実験