大丸エナウィン 2023年3月期第3四半期連結決算

在宅医療機器のレンタルや産業ガス、産業機材の販売が増加

 大丸エナウィンの2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高218億9700万円(前年同期比20.3%増)、営業利益4億9700万円(同6.1%減)、経常利益5億5900万円(同4.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億1600万円(同1.1%減)となった。

 グループの売上高は、リビング事業においてLPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したこと、また、医療・産業ガス事業において酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルや産業ガス、産業機材の販売が増加したこと等により、増収となった。

 損益面では、売上高の増加に伴い、売上総利益は、67億0900万円と前年同四半期と比べ5億9600万円(9.8%)の増益だった。販管費は、当連結会計年度第2四半期より株式会社クサネンの損益を連結したことによる増加等により、62億1200万円と前年同四半期と比べ6億2800万円(11.3%)増加した。 

セグメント別業績

リビング事業

 LPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したこと等により、売上高は、155億1400万円と前年同四半期と比べ34億0700万円(28.1%)の増収だった。

アクア事業

「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)及び「スーパーバナジウム富士」の販売本数が減少し、売上高は、9億2200万円と前年同四半期と比べ1600万円(1.8%)の減収となった。

医療・産業ガス事業

 酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルや産業ガス、産業機材の販売が増加したこと等により、売上高は、54億6000万円と前年同四半期と比べ3億0400万円(5.9%)の増収となった。