理研計器 2024年3月期第2四半期連結決算

半導体業界の設備投資は一定の投資が継続

 理研計器の2024年3月期第2四半期連結決算は、売上高226億7500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益58億4700万円(同8.8%減)、経常利益64億5600万円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する純利益45億4800万円(同横ばい)だった。通期の連結業績予想と年間配当予想に変更は無い。

 産業用防災保安機器業界は、半導体業界を始めとした主要顧客の設備投資が一定の投資で推移したが、部品の供給不足や物価上昇等が与える影響に十分注意する必要もあり、先行きについても当面の間は不透明な状況が続くと見込む。

 グループは、生産の合理化による原価低減、徹底した経費削減、積極的な営業活動の展開、新製品開発への積極的な投資、品質管理体制及びサービス体制の充実に継続して取り組んだ。

 第2四半期連結累計期間の機種別売上の状況は、定置型ガス検知警報機器が、連結売上高152億4500万円(前年同四半期比0.6%減)、 可搬型ガス検知警報機器が、連結売上高68億8900万円(同6.4%増)、その他測定機器が、連結売上高5億4000万円(同8.2%減)となった。