フクダ電子 2024年3月期第3四半期連結決算
通期業績予想を上方修正、感染予防に配慮した戦略的営業活動を推進
フクダ電子の2024年3月期第3四半期連結決算は、売上高992億5800万円(前年同期比6.2%増)、営業利益192億8600万円(同20.0%増)、経常利益196億0300万円(同16.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益136億3600万円(同17.5%増)となった。
通期業績予想を2024年1月31日付で修正し、売上高1340億円(前年同期比0.5%減、前回予想比40億円増)、営業利益240億円(同0.4%減、同10億円増)、経常利益240億円(同4.3%減、同10億円増)、親会社株主に帰属する純利益165億円(同4.5%減、同5億円増)とした。感染予防に配慮した戦略的な営業活動の推進で医療ニーズに柔軟に対応できたことや、製品ミックスの良化などにより直近予想を上回る見込み。
期末配当予想については、2024年1月31日開催の取締役会で増配を決議した。期末配当金は85円(前回予想比5円増配)に修正し、年間配当金は165円(同5円増配)とした。
セグメント別の治療装置部門では、在宅医療向けレンタル事業、AEDが伸長した。セグメント売上高は440億6800万円(前年同期比8.7%増)。