大丸エナウィン 2025年3月期第1四半期連結決算
在宅医療の売上高9億4268万円(12.9%増)、医療ガス4億3118万円(10.9%増)、産業ガス・機材4億9675万円(3.0%減)
大丸エナウィンの2025年3月期第1四半期連結決算は、売上高76億0900万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2億5500万円(同68.5%増)、経常利益2億8200万円(同59.9%増)、親会社株主に帰属する純利益1億8000万円(同71.4%増)だった。通期連結業績予想と年間配当予想に変更はない。
グループの売上高は、LPガスの出荷量が前年同四半期と比べ増加し、またLPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したことや、在宅医療機器のレンタルや医療ガスの販売が増加したことなどにより、前年同四半期と比べ7億9000万円(11.6%)の増収となった。損益面では、売上高の増加に伴い、売上総利益は、24億6100万円と前年同四半期と比べ1億0300万円(4.4%)の増益。販管費は、22億0500万円と前年同四半期と比べ微減となり、営業利益は前年同四半期と比べ1億0400万円(68.5%)の増益となった。
セグメント別概況
リビング事業
LPガスの出荷量が前年同四半期と比べ増加し、またLPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したこと等により、売上高は、54億4200万円と前年同四半期と比べ6億5800万円(13.8%)の増収。売上高の増加に伴い売上総利益も増加し、販管費が減少したため、セグメント利益(営業利益)は、1億2200万円と前年同四半期と比べ4900万円(69.2%)の増益。
アクア事業
「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の顧客件数の減少により販売本数が減少したこと等により、売上高は2億9600万円と前年同四半期と比べ300万円(1.3%)の減収。売上高の減少に伴い売上総利益も減少し、販管費が減少したものの、セグメント利益(営業利益)は、1100万円と前年同四半期と比べ1.0%の減益。
医療・産業ガス事業
在宅医療機器のレンタルや販売が増加したこと等により、売上高は、18億7000万円と前年同四半期と比べ1億3500万円(7.8%)の増収だった。セグメント内の内訳は、在宅医療が売上高9億4268万円(前年同期比12.9%増)、医療ガスの売上高4億3118万円(同10.9%増)、産業ガス・機材の売上高4億9675万円(同3.0%減)となった。
売上高の増加に伴い売上総利益も増加し、販管費が増加したものの、セグメント利益(営業利益)は、1億2100万円と前年同四半期と比べ5400万円(80.2%)の増益。