日本酸素HD、統合報告書「Integrated Report 2024」を発行

中期経営計画「NS Vision 2026」最終年度(2026年3月期)のありたい姿を明示

 日本酸素ホールディングス(以下、日本酸素HD)は、2024年版の統合報告書「Integrated Report 2024」を自社ウェブサイトで公表した。

日本酸素ホールディングスウェブサイト 「統合報告書」ページ
https://www.nipponsanso-hd.co.jp/LinkClick.aspx?fileticket=ba1VPlBvqZ0%3d&TabModule814=0

 統合報告書は、日本酸素HDグループの経営戦略、事業概況などの財務情報、サステナビリティ活動などの非財務情報を投資家だけでなくグループ社員も含めた、あらゆるステークホルダーに報告するために、毎年刊行している。

 今回の統合報告書では、中期経営計画「NS Vision 2026| Enabling the Future」の進捗や、重点戦略の具体的な取組み、グループの強みを活かした価値創造プロセスなどに触れながら、成長への道筋を分かりやすく伝える。

「Integrated Report 2024」の主な特徴

  1. 成長への道筋
    • CEO メッセージを通じて、NS Vision 2026 の進捗や事業環境の課題認識を踏まえ、日本酸素HDグループの強みを発揮して進むべき方向性を提示。
    • 特集として、NS Vision 2026 で定めた重点戦略から、「サステナビリティ」、「トータルエレクトロニクス」、そして The Gas Professionals を生み出し続けるための人事戦略に関する具体的な取組みを紹介。
  2. 日本酸素HDグループの強み
    • 固有の強みとして、①「The Gas Professionals」(人財)、②「自律的な4極体制+サーモス」(組織)、③「オペレーショナルエクセレンス」(運営)、④「ソリューション創出力」(顧客満足の追求)を挙げ、グループビジョンの実現に向けて、どのように価値を創造しているのかを示す『価値創造プロセス』を大幅に再編集。
  3. セグメント別の事業戦略
    • 各事業の NS Vision 2026 最終年度(2026 年 3 月期)のありたい姿を明示し、市場ポジションや強み、取り組みや課題、事業環境認識、サステナビリティの重要項目を分析し、価値を生み出す事業戦略の方向性を説明。