理研計器、半導体工場向け定置型ガス検知部「GD-81D Series」を発売
マルチセンサで最大2種類の毒性ガスを同時検知
理研計器は、半導体工場向け定置型ガス検知部「GD-81D Series」を2025年12月3日に発売開始した。出荷開始予定は2026年4月、販売目標台数は12万台。「GD-70D Series」のアップグレードモデルとして開発され、従来の信頼性を継承しながら新たに毒性ガスの2成分同時検知を実現した次世代モデル。
新たなマルチセンサで1台で2種類の毒性ガスを同時に検知可能とし、設置スペースや配管・配線施工コストを削減する。Ethernet通信対応モデルではパソコンからWebブラウザで検知器の状態確認や警報テストを行うことができ、現場に行かずに稼働状況を把握可能、広大な半導体工場での管理運用効率を大幅に高める。
従来器と同一サイズ設計で、既存センサも使用可能など、豊富なラインナップと高い信頼性を誇るセンサを活かしながら、既存システムの更新・増設をスムーズに実現した。また、構造を見直し、振動を抑えて振動音を低減、長寿命ポンプを搭載。
| 型式 | 通信方式 | 定価 |
| GD-81D | 4-20mA | ¥363,000(税込:¥399,300)~ |
| GD-81D-ETD | Ethernet | ¥443,000(税込:¥487,300)~ |


