日本エア・リキード、「コロナウイルス緊急事態宣言を受けて」

 新型コロナウイルス感染症拡大により4月7日に政府が「緊急事態宣言」を行ったことを受けて、日本エア・リキードはユーザー、患者、取引先、従業員および地域社会の健康と安全の確保を最優先に対策を実施し、品質を保持しながら顧客へのサービスを継続、4月7日時点で生産および供給を継続していると発表した。
 同社はすでに今年2月からBCP(事業継続計画)を実施し、状況に応じた適切な対応を行うとして、社内に対策本部および各分野のワーキンググループを設置し、事業継続のための施策を検討して、社内外との円滑なコミュニケーションを図ってきた。また、顧客への安定供給を継続するために、従業員の感染予防および感染拡大リスク低減のための対策を実施しているとしている。
 同社の新型コロナウイルス感染症に関する主な対応は、①検温、マスクの着用の励行、手洗い等の手指衛生の徹底、設備などの消毒の強化、②海外出張(2020年2月初めから)の制限と国内出張の自粛、③職務で可能な範囲での在宅勤務の実施、④業務グループを複数のグループに分割し、グループ間の接触を制限、⑤対面での会議を可能な限り自粛し、ウェブ会議を活用、など。