小池酸素工業、通期業績と配当予想を下方修正
小池酸素工業は、2020年4月27日開催の取締役会において、最近の業績動向を踏まえ、2019年5月13日に公表した2020年3月期通期連結業績予想及び配当予想を下方修正した。
修正後の業績予想は売上高433億3700万円(前回予想は460億円、増減率5・8%減)、営業利益7億5700万円(同10億円、同24・3%減)、経常利益10憶7400万円(同12億5000万円、同14・1%減)、純利益2億9500万円(同6億円、同50・8%減)。また、配当予想では期末配当を60円とし、前回予想の70円から10円減に修正した。
通期業績予想は、大型台風等自然災害による影響や米中貿易摩擦問題の長期化、また新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、機械装置部門、高圧ガス部門、溶接材料部門の販売額が計画より下回ったことにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を下回る見込みとした。また配当については、経営体質の強化と今後の事業展開を踏まえた内部留保等を総合的に勘案し、安定した配当を維持することが重要としている。