エア・ウォーター防災、救出補助警報装置「コケベル」を新発売

音と光、端末間通信でワンオペ作業員の危機を救う

 エア・ウォーターグループで手術室などの病院設備事業や消火設備、呼吸器等の防災事業を担うエア・ウォーター防災株式会社(以下:エア・ウォーター防災)は、一人作業中の病気・事故・災害など作業員の昏倒状態を検知する救出補助警報装置「コケベル」を開発し、6月1日より販売を開始する。

救出補助警報装置「コケベル」

 近年、建設現場や工場内において、労働力不足を背景に一人作業(ワンオペ)など少人数での作業を余儀なくされる状況が増え、作業中に脳卒中や心筋梗塞、熱中症といった病気や事故、労働災害などの非常事態が万が一発生した際、発見が遅れる危険性がある。

 エア・ウォーター防災が開発した救出補助警報装置「コケベル」は、独自のアルゴリズムで昏倒状態を検知し、音と光で周囲に知らせる。作業現場に適した耐衝撃性樹脂を使用することで、堅牢性を確保した。また、920MHzメッシュネットワーク端末間通信により、周囲の作業員にも警報を伝達可能で、自営無線のため、別途中継器や受信器、およびランニングコストも不要となる。

 「コケベル」を作業員がベルト付近に装着することで、作業員の非常事態の早期発見につながり、夜間などに一人作業や少人数で広範囲の設備点検を行う際にも、中継器を各所に配置することで、中央管理室などでの一括監視が可能になる※。さらに遠隔送信用の親器を設置することで、メールで異常を知らせることも可能※。

※いずれもオプション。メール送信には既存のメールサーバを使用するか、別途メールサーバ契約が必要。

救出補助警報装置「コケベル」概要
  • 名称:コケベル(商標出願中)
  • 特長:①独自開発のアルゴリズムで昏倒状態を判定 ②音(大音量ブザー)と光(高輝度LED)で作業員の早期発見を補助 ③作業現場に適した堅牢性を重視した構造(耐衝撃性樹脂を使用。3mの高さからコンクリートの床に落下しても正常に作動) ④920MHzメッシュネットワーク端末間通信により、周囲の作業員(100m以内。遮蔽物や周囲の環境、使用条件により異なる)にも警報を伝達
  • 導入例:一人作業者の多い現場、熱中症、化学物質による中毒事故、重量物取り扱いによる事故の可能性がある場所、騒音で周囲の状況が伝わりにくい、死角が多く作業者が見えづらい環境等
  • 価格:50,000円/台(参考価格、税抜)
  • 販売開始日:2020 年6 月1 日
寸法約95 × 75 × 45(mm)
質量約200g
使用電池単3 アルカリ乾電池 2 本
または単3 型充電池 2 本
使用時間20 時間以上
警報ブザー鳴動/LED発光
警報音圧約92dB 以上(1m 地点)
通信方式自営無線
「コケベル」主要諸元
エア・ウォーター防災 会社概要
  • 会社名:エア・ウォーター防災株式会社
  • 設立:1975 年4 月
  • 所在地:神戸本社 兵庫県神戸市西区高塚台3 丁目2 番地16、東京本社 東京都品川区西五反田2 丁目12 番3 号
  • 代表者:代表取締役社長 山本 智幸
  • 事業内容:手術室・ICU 等の病院設備工事、医療ガス供給設備等の医療事業、窒素・二酸化炭素等の消火設備、消火装置等の消火事業、呼吸用保護具・装置等の呼吸器事業
  • 資本金:1708 百万円(2020 年3 月末)
  • 株主構成:エア・ウォーター株式会社100%
  • 従業員数:462 名(2020 年3 月31 日現在)