高圧ガス保安協会が水素バリューチェーン推進協議会へ参画
高圧ガス保安協会は、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する「一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」に加入した。今後は、水素バリューチェーン推進協議会の会員として、様々なステークホルダーと連携し、水素バリューチェーンの構築を通じた水素社会の実現に向けて取り組む。
水素バリューチェーン推進協議会は、サプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会実装プロジェクトの実現を通じ、早期に水素社会を構築することを目的に設立された団体。
高圧ガス保安協会は、「お客様のニーズや社会の要請を自ら主体的に掴み取り、より良いサービスを提案できる、創造力豊かな溌剌とした組織文化の確立を目指す」ことを経営理念とし、独立した第三者機関として水素材料の研究開発、圧縮水素スタンド・燃料電池自動車用容器などの規制の見直し、水素関連技術基準の策定、水素関連セミナーの開催による情報発信など、水素社会実現に向けた取組みを行っている。
高圧ガス保安協会では、昨今の世界情勢の変化によりエネルギー問題が再認識される中で、水素などの次世代エネルギーを振興することがますます重要になっているとして、これまでに培った技術的知見を存分に活かすとともに、水素バリューチェーン推進協議会への参画を通じて様々なステークホルダーと連携することで、水素の安全・安心な利活用に向けて保安規制にとどまらず振興策も含めて活動し、積極的な貢献を果たすとしている。
JH2A 概要
- 団体名: 一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(英語名:Japan Hydrogen Association 略称:JH2A)
- 目的: 水素バリューチェーンを俯瞰した視点から水素社会の早期実現を図ることを目的とする。
- 共同会長:岩谷産業株式会社 代表取締役会長兼 CEO 牧野 明次、トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長 内山田 竹志、株式会社三井住友フィナンシャルグループ 取締役会長 國部 毅
- 会員数: 300 社・団体(2022 年 5 月時点)
- 水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)ウェブサイト: https://www.japanh2association.jp/