サイトアイコン ガスペディア

エア・ウォーター・プラントエンジニアリングが、福島県郡山市に産業ガスエンジニアリング拠点を新設

ガス供給の事業継続に不可欠なエンジニアリング体制を構築

 エア・ウォーターグループのエア・ウォーター・プラントエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:大塚 茂樹)は、国内における産業ガスのエンジニアリング体制を強化するため、新たに福島県郡山市に機器製作工場を建設し、2022年6月14日、竣工式を行った。

エア・ウォーター・プラントエンジニアリング 福島製作所

 エア・ウォーターグループは、酸素・窒素をはじめとした各種ガス発生装置や供給設備の設計・施工のほか、低温・真空技術を用いたガスアプリケーション機器の製作など、顧客のニーズに対応したガス供給エンジニアリングを展開している。

 顧客に液化ガスを供給する際には、低温液化ガス貯槽(極低温状態の液化ガスを安全に貯蔵するためのタンクおよび供給機器)を顧客の工場等に設置することが必要となる。今回、外部からの購入比率が高かった低温液化ガス貯槽を内製化することを目的に、福島製作所を建設した。ガス供給に欠かせない供給機器を自社で安定的に生産する体制を構築することで、ガス製造設備や供給設備の製作から輸送・設置・メンテナンスまで、自社インフラによる製販一貫体制を確立し、ガス供給体制の強化を図る。

低温液化ガス貯槽(CEタンク)のイメージ

 福島製作所の稼働により、グループの産業ガス機器製作工場は、石狩製作所(北海道石狩市)、堺製作所(大阪府堺市)の既存拠点と合わせ、国内 3 拠点体制となり、現在、製造・供給ネットワークの拡充を図っている東日本エリアにおけるBCP(事業継続計画)対策にもつながる。また、エア・ウォーターグループのテーラーワートン・マレーシア社の海外製作拠点とも連携することで、さらに盤石なエンジニアリング体制を構築する。

 なお、半導体メーカー各社の旺盛な生産増強投資に対応するため、堺製作所は大型のガス発生装置の製作に特化し、福島製作所は低温液化ガス貯槽など中小型のガス供給設備を中心に製作を行う。また、福島製作所では、産業ガス分野の極低温技術を応用した小型 LNGサテライト設備「Vサテライト」など、脱炭素・低炭素ニーズの高まりを背景に需要が拡大しているLNG 関連製品も製作する計画。

工場概要

モバイルバージョンを終了