岩谷産業、ブロックチェーン技術でイワタニゲートウェイのサービス強化

ベンチャー企業の chaintope に出資

 岩谷産業は、独自のIoTプラットフォーム「イワタニゲートウェイ」のサービス強化を目的とし、株式会社chaintope(本社:福岡県飯塚市、社長:正田英樹、以下「chaintope」)に出資した。

 chaintopeは、経済産業省九州経済産業局が実施する「J-Startup KYUSHU」プログラムにおいて、「J-Startup KYUSHU企業」の1社に選出されるなど、ブロックチェーンにおいて高い技術を有するベンチャー企業。地方自治体と取り組んだCO2削減量の見える化や独自の環境価値証書発行などの実績がある。

 岩谷産業はchaintopeと本年3月より、イワタニゲートウェイを活用し、家庭で埋没するCO₂削減効果の価値化に向けた取り組みを共同で行っており、同社のブロックチェーン技術は、イワタニゲートウェイで取得したデータの客観性と信頼性を高めるために必要な技術となる。今回の出資により、chaintopeとの連携強化を図ることができ、イワタニゲートウェイのサービス強化に繋げる。

 岩谷産業は、イワタニゲートウェイにさまざまな「モノ」をインターネットにつなぎ、IoTプラットフォームを構築し、独自のLPガスネットワークと融合することで、健康管理や買い物代行などユーザーや地域の課題解決をする新たなサービスの提供を行う。

chaintopeの会社概要

  • 名称:株式会社chaintope
  • 設立:2016年12月27日
  • 事業内容:Web3時代の社会基盤となることを目指し、ブロックチェーンの社会実装を進めるリーディングカンパニー。エンタープライズ向けパブリックブロックチェーン「Tapyrus」を開発し、トレーサビリティやサステナビリティなどユースケースに応じた「TapyrusAPI」をサブスクリプション型サービスで提供。
  • ホームページ https://www.chaintope.com