理研計器 2024年3月期第3四半期連結決算
2024年3月31日を基準日とした株式分割を実施
理研計器の2024年3月期第3四半期連結決算は、売上高343億2500万円(前年同期比1.3%減)、営業利益86億5500万円(同17.2%減)、経常利益92億円(同10.9%減)、親会社株主に帰属する純利益65億6700万円(同7.7%減)だった。通期の連結業績予想と年間配当予想に変更は無い。
2024年2月8日開催の取締役会において、株式分割を実施し、株式の投資単位あたりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを決議した。2024年3月31日を基準日として、普通株式1株につき2株の割合をもって分割する。
当期の産業用防災保安機器業界は、半導体業界を始めとした主要顧客が設備投資に慎重姿勢で、部品の供給が不安定であることや物価上昇等が与える影響に十分注意する必要もあるとした。先行きについても当面の間は不透明な状況が続くと見込む。
第3四半期連結累計期間の機種別売上の状況は、定置型ガス検知警報機器が、連結売上高227億7400万円(前年同四半期比4.4%減)、 可搬型ガス検知警報機器が、連結売上高107億0100万円(同6.6%増)、その他測定機器が、連結売上高8億4600万円(同6.4%減)となった。