日本水素ステーションネットワーク（JHyM）社長に森裕貴氏が就任

トヨタ自動車 水素事業推進室 主査を兼任

　日本水素ステーションネットワーク（JHyM）は2024年4月1日付で、新社長に森裕貴（もりひろたか）氏が就任したことを発表した。森氏は2004年、トヨタ自動車株式会社に入社。ロボット開発・企画、HVユニットの生産技術開発、北米Toyota Research Instituteへの赴任を経験。トヨタ自動車株式会社 水素事業推進室 主査を兼任。

　森新社長のコメント「水素ステーション（以下、「ステーション」）は、水素サプライチェーンを支える重要な役割を担っており、水素社会実現のために欠かせない存在です。私たちJHyMは、ステーションのネットワーク構築のために、ステーションの整備と事業運営の支援を通じて、FCVの普及拡大とステーション事業の自立化を目指しています。
2023年4月、それまでの活動の結果みえてきた、ステーションが抱える多くの課題に立ち向かうべく、第II期の取り組み指針を掲げて新たなスタートを切りました。今期はその2年目であり、引き続き重要な局面での社長就任については、重責を感じながらも大変光栄に思っております。改善・向上の歩みを止めることなく、会員間連携による需要の拡大、ステーションの運営費低減、地方ステーションの活性化、商用車向けステーションを見据えた制度設計の議論等を着実に進めてまいります。ステークホルダーの皆様には、今後ともご支援・ご協力を賜りたくお願い申し上げます」