高圧ガス保安協会が、容器刻印の誤りで協力を要請

 高圧ガス保安協会は、協会が技術基準に従って容器検査を実施し合格した容器において、検査合格時に行う刻印に一部誤りがあるものを1本確認した。高圧ガスの保安を確保する上で、速やかに刻印の内容を正しいものとする必要があるとして、次の要請を行った。

刻印の誤りについて(一般継目なし容器、アルミニウム合金製、酸素)


             容器に打刻された刻印(誤り)   正しい刻印
  耐圧試験における圧力    TP 14.5 M                TP 24.5 M
  最高充塡圧力        FP 24.7 M                  FP 14.7 M

対象容器

  1. 容器製造業者:テイネン工業(株)
  2. 容器の種類 :一般継目なし容器
  3. 容器材料   :アルミニウム合金
  4. 内容積   :公称1.4L(刻印:V 1.5)
  5. 容器検査合格年月  : 1997年4月~1999年12月(刻印:4.97~12.99)
  6. 容器の記号番号   :ST14-10128 ~ ST14-12127

要請事項

  1. 14.7MPaを超える圧力で充塡しない。14.7MPaを超える圧力で充塡されている場合、速やかに回収を行う。
  2. テイネン工業(株)製の容器のうち、同様の誤りの恐れがある対象の容器を確認した場合は、容器の記号番号、TP及びFPの値を確認の上、高圧ガス保安協会 機器検査事業部 容器検査課(電話:03-3436-6104、gasmei@khk.or.jp)へ連絡のこと。