土佐酸素が高知県初の商用水素ステーションを来春開設

自動車ディーラーと「水素自動車普及促進委員会」を立ち上げ

 土佐酸素株式会社(野村 茂 代表取締役社長)は、2023年4月初旬に商用水素ステーションを高知市内に整備をする。日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)との共同事業で、高知県内初の商用水素ステーションとなる。国や高知県が策定した脱炭素宣言に則り、2050年までのカーボンニュートラル社会の実現を想定する。

 また、燃料電池自動車普及促進のために、自動車ディーラー等と「水素自動車普及促進委員会」を立ち上げ、高知県の水素モビリティネットワーク社会の実現を目指す。

 土佐酸素では、「高知県の脱炭素化を推し進めていく上で水素ステーション設置はあくまでスタートラインではございますが、県民の皆様、そして子供たちが将来安心して生活できる高知県を目指してまいります」としている。

水素ステーション概要

  • 場所:高知県高知市相生町 6-22の一部
  • 敷地面積:1,190m2
  • 供給方式:オフサイト式 パッケージ型
  • 供給ガス:圧縮水素
  • 供給能力:中規模 300Nm3/h 以上
  • 充填能力:6 台/h(FCV の場合)