大丸エナウィン 2023年3月期第2四半期連結決算

医療・産業ガス事業の売上高は36億1300万円、前年同期比6.5%増

 大丸エナウィンの2023年3月期第2四半期連結決算は、売上高139億4100万円(前年同期比24.7%増)、営業利益1億9600万円(同26.7%減)、経常利益2億4000万円(同19.8%減)、親会社株主に帰属する純利益2億3000万円(同2.3%減)となった。通期の業績予想と年間配当予想に変更はない。

 売上高は、リビング事業においてLPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したこと、また、医療・産業ガス事業において酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルや産業ガス、産業機材の販売が増加したこと等により増収だった。

 損益面では、売上高の増加に伴い、売上総利益は、43億0300万円と前年同四半期と比べ3億5900万円(9.1%)の増益。販管費は、前連結会計年度第2四半期より株式会社太陽プロパンの損益を連結したこと、また、当連結会計年度第2四半期より株式会社クサネンの損益を連結したことによる増加等により、41億0700万円と前年同四半期と比べ4億3000万円(11.7%)増加した。

セグメント別概況

リビング事業

 売上高97億0300万円(前年同期比25億5200万円増、35.7%増)。LPガスの仕入価格に連動する販売単価が上昇したことなどから前年同四半期と比べ増加した。

アクア事業

 売上高6億2400万円(前年同期比900万円減、1.5%減)。「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の販売本数が減少した。

医療・産業ガス事業

 売上高36億1300万円(前年同期比2億2000万円増、6.5%増)。酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルや、産業ガス・産業機材の販売が増加した。