大丸エナウィン 2024年3月期第2四半期連結決算

医療・産業ガス事業は売上高35億2200万円(2.5%減)、在宅医療機器の販売が減少

 大丸エナウィンの2024年3月期第2四半期連結決算は、売上高130億2200万円(前年同期比6.6%減)、営業利益1億6200万円(同9.4%減)、経常利益2億1000万円(同6.3%減)、親会社株主に帰属する純利益1億0500万円(同51.4%減)となった。通期の業績予想と年間配当予想に変更はない。

 売上高は、前連結会計年度第2四半期より株式会社クサネンの損益を連結したこと及び当連結会計年度第1四半期より株式会社岩崎工業所の損益を連結したことにより増収となったが、リビング事業においてLPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したことによる減収等により、前年同四半期と比べ9億1800万円(6.6%)の減収となった。

 損益面では、売上総利益が連結効果等により、45億7100万円と前年同四半期と比べ2億6700万円(6.2%)の増益となった。また、販管費は、連結効果による増加等により、44億0800万円と前年同四半期と比べ2億8400万円(6.9%)増加した。

セグメント別概況

リビング事業

 売上高88億6100万円(前年同期比8億4200万円減、8.7%減)。連結効果等により増収となったものの、LPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落し減収となった。

アクア事業

 売上高6億3800万円(前年同期比1300万円増、2.2%増)。「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の販売本数が増加した。

医療・産業ガス事業

 売上高35億2200万円(前年同期比9000万円減、2.5%減)。在宅医療機器の販売が減少したことで減収。