大丸エナウィン 2024年3月期第3四半期連結決算

医療・産業ガス事業の売上高54億円、1.1%減

 大丸エナウィンの2024年3月期第3四半期連結決算は、売上高210億7700万円(前年同期比3.7%減)、営業利益4億7600万円(同2.5%増)、経常利益5億5700万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する純利益3億3500万円(同13.7%減)となった。通期の業績予想と年間配当予想に変更はない。

 グループの売上高は、前連結会計年度第2四半期より株式会社クサネンの損益を連結したこと及び当連結会計年度第1四半期より株式会社岩崎工業所の損益を連結したことにより増収となったが、リビング事業においてLPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したことによる減収等により、前年同四半期と比べ8億2000万円(3.7%)の減収となった。

 損益面では、売上総利益が連結効果等により、71億1200万円と前年同四半期と比べ4億0300万円(6.0%)の増益となった。また、販管費と一般管理費は、連結効果による増加等により、66億3600万円と前年同四半期と比べ3億9100万円(6.3%)増加した。

セグメント別概況

リビング事業

 売上高147億3000万円(前年同期比7億8300万円減、5.1%減)。連結効果等により増収となったものの、LPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落し減収となった。

アクア事業

 売上高9億4500万円(前年同期比2300万円増、2.5%増)。「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)の販売本数が増加した。

医療・産業ガス事業

 売上高54億0000万円(前年同期比5900万円減、1.1%減)。在宅医療機器の販売が減少したことで減収。