住友精化 2023年3月期第3四半期連結決算

エレクトロニクスガスの販売数量が増加

 住友精化の2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高1087億9600万円(前年同期比29.2%増)、営業利益99億4100万円(同51.6%増)、経常利益101億3900万円(同50.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益79億3200万円(同67.9%増)だった。通期の連結業績予想と年間配当金予想に修正は無い。

 セグメント別の業績概要は次のとおり。

吸水性樹脂セグメント

 売上高は807億1千万円(前年同期比42.6%増)、営業利益は53億5千9百万円(前年同期比144.0%増)。アジア市場などにおける販売数量の増加のほか、原燃料価格上昇分の販売価格への転嫁や為替の影響などによるもの。

機能マテリアルセグメント

 売上高は278億5百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は44億7千9百万円(前年同期比1.2%増)。これはエレクトロニクスガスや水溶性ポリマー、電池用材料の販売数量が増加したことや、為替の影響などによる。

その他セグメント

 製造受託業務等を行う当セグメントでは、売上高は2億8千万円(前年同期比22.2%減)、営業利益は9千7百万円。