Nippon Gases Europeが「Sustainability Report 2023」を発行

温室効果ガス排出量検証報告によるNGE製品のカーボンフットプリントを確認

 日本酸素ホールディングスグループの欧州事業会社であるNippon Gases Europe(NGE)は、「Sustainability Report 2023」を発行した。本レポートはErnst & Young社による認証を受けており、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づき、NGEの事業展開エリアにおける環境や地域社会への貢献について紹介している。SDGsは、持続可能でより良い未来を目標にしており、各企業においては、この目標に沿った取り組みが求められている。本レポートには、SGS社によるNGEの温室効果ガス排出量検証報告も含まれており、NGE製品のカーボンフットプリントを詳しく確認できる。

 新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に収まりつつあるなか、地政学的問題や世界経済に関しては不透明な状態が続いている。NGEのChairman & PresidentであるEduardo Gil氏は、「このような想定外の課題が数多く生じたにもかかわらず、NGEはレジリエンスの高さを示すとともに、ステークホルダーのために事業の継続を可能とする判断や戦略を講じてきました」とコメントしている。

 本レポートでは、サステナビリティに関して、NGEが重点的に取り組んでいる分野における取り組みと進捗状況について説明する。その例としては、リソースの最適化、エネルギー効率、水の使用、廃棄物管理、温室効果ガス排出量の削減(認定機関によって、算出の妥当性確認と検証を実施)、顧客のための持続可能な技術ソリューションがあげられる。本レポートは、サステナビリティレポートのガイドラインに基づいており、カーボンニュートラルを目指すNGEの公約を強化するものとなる。

 Nippon GasesのEnergy & Sustainability DirectorであるJoaquín González-Blas Sánchez氏は、「サステナビリティは、NGEの事業における基本的な要素です。私たちは引き続き前向きな変革を推進し、全人類にとって一層持続可能性に優れた未来を実現するべく、献身的に取り組んでいます」としている。

 本レポートで改めて強調しているように、NGEでは引き続き安全を最優先している。また、NGEにおけるサステナビリティ戦略についても詳細に掲載した。この戦略の中核を成しているのが、NGEは人が原動力となっている企業であり、社員の卓越性こそが企業としての成長の根幹であるという意識となる。このような財務以外の目標や評価基準を通じ、コンプライアンスや倫理的行動、多様性、人財管理、地域社会への貢献などによってNGEの業績に寄与するとしている。

 欧州が直面している困難に立ち向かうNGEとしての役割を果たすため、政府機関と非政府機関による人道イニシアチブと協力し、数百万人の苦しみを和らげるべく、引き続き支援を行う。NGEでは、既存の枠を超えて取り組むことによって、全人類のための未来をともに実現することが可能になるとしている。