東邦アセチレン、産業ガスを値上げ

2024年3月1日出荷分より、現行価格に対し10%以上

 東邦アセチレンは産業ガスの価格を2024年3月1日出荷分より改定する。対象製品は酸素、窒素、アルゴン、混合ガス、水素ガスで、値上げ幅は現行価格に対して10%以上。

 東邦アセチレンでは、近年の原油・天然ガス・石炭等の価格急騰による電気料金の大幅な上昇をはじめ、製造設備維持管理に必要な各種鋼材価格の高騰による急速な採算悪化を受け、2023年も各種産業ガスの価格改定を実施、製品の安定供給に努力してきた。

 しかしながら、2024年も「物流2024年問題」というトラックドライバーの時間外労働上限規制に伴う物流コストの大幅な上昇に加え、設備の維持費、修繕費、更新費等の製造コストも増加が想定され、事業採算の大幅悪化が見込まれている。

 同社では、今後も安定供給を長期的に継続していくにあたり、自社の企業努力のみで吸収することは極めて困難と判断し、更なる価格改定を実施する、としている。