溶接スパッタの自動検出・計数システム「サンアーク スパッタカウンター」をアップデート
スパッタサイズ別の検出機能を追加
日本酸素は、溶接中に発生するスパッタを画像処理技術及び画像解析技術により、自動検出・計数する「サンアーク スパッタカウンター」をアップデートし、新たにサイズ分類機能を追加した。専用カメラで撮影した溶接映像からスパッタを自動検出・計数し、その発生数をリアルタイムに評価できる。これまでシールドガス、ワイヤ、溶接条件などの比較評価に活用されており、溶接品質の改善や条件最適化を支援する。画像解析技術を活用した溶接評価ソリューションの機能拡充を進めることで、品質向上、生産性向上、環境負荷低減に貢献する。
今回のアップデートでは、画像中で検出したスパッタ像のサイズ情報を利用してスパッタをサイズ別に分類し、サイズ区分ごとの発生数及び平均サイズを表示する。これにより、従来のスパッタ発生数評価に加え、スパッタサイズ分布の観点から発生傾向をより詳細に評価することが可能となり、溶接品質の向上や条件を最適化できる。
また、データ・ファイル一括保存機能(形式:MP4、CSV、SPVに対応)、言語切替機能(日本語・英語)、録画終了トリガー機能を追加し、操作性および利便性を向上した。本機能で表示するサイズは画像中で検出されたスパッタ像の大きさに基づく相対指標であり、実際の粒径を測定するものではないが、同一撮影条件下において、スパッタ発生傾向を相対的かつ定量的に比較評価することが可能になる。
機能特長
- スパッタサイズ別検出機能
最大5段階のサイズ区分ごとに、測定終了までの累積スパッタ発生数を表示。時系列表示機能と併用することで、発生量だけでなくサイズ分布の観点からもスパッタの発生傾向を評価できる。異なる条件におけるスパッタサイズ分布の違いを比較できるため、ユーザー自身で報告書や評価資料の作成に活用することを可能とする。 - データ・ファイル一括保存機能
録画データ(MP4)、CSVデータ、SPVファイルを一括保存出来る機能を追加。保存作業の効率化とデータ管理性の向上を実現した。 - 言語切替機能
日本語と英語の切替機能を追加。 - 録画終了トリガー機能
新たに録画終了トリガーを追加。録画開始から終了までの自動運用が可能となり、測定作業の効率化と利便性の向上を実現。



